山開き 石鎚山登山

昨日は雨の中、石鎚山へ登山へ行きました。朝起きると、雨予報のはずが雨が降っていない。降る感じもないではありませんか!

これは出かけなければ!!と夫と言い合い、石鎚山へ行くことにしました。相変わらず浅はかな私たちなもんで、準備して、いざ登り始めるとすでに12時近くになっていました。


山の天気予報で午後から晴れという情報をたよりにしていたのですが・・・現地はなかなかの雨で足元は洪水のように水の流れが出来ています。そして時折、雷がゴロゴロと遠くでなっているのさえ聞こえます。


あーーーーー、どのタイミングで引き返そうかと思いを巡らしながら歩みを進めていると、時折小雨になったり、雨がやんだりちょっとコンディションが良くなってきたので山頂まで行ってみました。


私は全然知らなかったのですが、7月1日から10日までは山開きの催し物があり、入山するのに一人500円かかりました。入り口で神主さんがお祓いをしてくれましたので、それが500円なのかな?

そして出会う人出会う人皆さん白装束で足元は白い地下足袋です。そんな大集団といくつもいくつもすれ違います。中にはホラ貝や毛皮を身にまとっている人もおり、皆で掛け声のような歌を歌いながらキリ靄の中をザクザクと歩いている姿にはちょっとドキッとさせられます。


それにしても、玄人が登るような日程と天候で登山した私たちって本当に浅はかだった気がします。


山岳信仰が大切にされていることを実感した日でした。不謹慎かもしれませんが、日頃見られないものを見られて面白かったです。