2018年11月 スペイン旅行☆9泊12日⑬ 帰国はハプニングだらけ

【スペイン旅行 11日目】バルセロナ滞在 6日目 出国

長い旅も終わりが近づいてきました。

終盤は夫の体調不良で弾けた毎日ではありませんでしたが、それなりに時間をとってのんびり観光することができて満足でした。

しかし、帰国というミッションが、実は私の最大のミッションでした。


今回利用したのは CATHAY PACIFIC(キャセイ・パシフィック)航空だったのですが、当初予約したチケットはバルセロナを12時15分出発で、香港乗り換え1回で飛行時間もCATHAYで最短のモノでした。


出国も慌ただしくなく、乗り換え時間も余裕のあるプランを組んでいたのですが、その後、予約便が欠航となり、諸々スケジュール変更を余儀なくされて、朝8時出国となったのです。


そのおかげで、ヒースロー経由という乗り換えが一つ増えるハメにもなり、楽々で帰るつもりが、バタバタの帰国となりました。しかも病気の夫とともに(´;ω;`)ウゥゥ




日本の地を踏むまでが本当に長かったです。


まず、バルセロナの早朝4時30分にホテルからタクシーで空港まで向かいます。

しかし、タクシーが来ない・・・
前日にホテルにタクシーをお願いしていたのですが、その連絡が伝わっていなかったのです。
この時点で心臓がキュッとなりました。
時間に余裕をもたせていたのでその後、ホテルの人に流しのタクシーを捕まえてもらって事なきを得ましたが、しょっぱなから血圧が上がりました。


続きまして、

バルセロナから8時に出発する予定の飛行機が30分以上遅延、

ヒースローに到着してからもターミナルへの案内までも時間がかかり、

乗り換え時間が当初、1時間50分だったのが、1時間ちょいとなり、

広いヒースローのターミナルを駆け足で移動し、駆け込みセーフで香港便に間に合い、心拍が上がりました。



つづきましてもデジャヴのような出来事。

ヒースローから無事に飛行機に乗り込んだものの、出発がまたまた30分以上遅延、(この時点で私は悪い予感しかしなかった)

そして、13時間もの長いフライトで、あと1時間程で香港に到着という時、明らかに遅れているこの飛行機のモニターにメッセージが。。

はい、私、次のフライトCX0564ですわ。ゲート27近くが乗り継ぎポイントだと書いてあります。

そして、ゲート27のセキュリティチェックの時間は6時30分から24時だそうです。はい、とりあえず、時間内です。

そして、大阪への出発ゲートは2番だそうです

そして、30分前までに来てね、10分前までに来ないともう乗れませんのでとサクッとお知らせが流れるのです。


私を含め香港で乗り換える人たちがザワザワとし始めます。

実は私はこの時、映画を見ており、このモニター画面のメッセージに気が付いていませんでした。

隣に座っていたスェーデンに住んでいるというフィリピンの女性にメッセージが出ているのを教えてもらい「ひぇぇぇぇ〜」となり、
「マジ間に合わない!!」とその女性と言い合って、お互いの気持ちを落ち着かせていました。


でもその後、その女性は私たちより30分遅いマニラ行きの飛行機だったので私は間に合わないのは私たちだけね・・・と落ち込み・・・(-_-;)


到着してからも、ターミナルへのアナウンスがなかなかされずジリジリしました。
しかも、私達は最悪なことに、Vueling航空で最後列に乗って快適だったことに味をしめて、香港行きのこの便も最後列にしていたのです。

次のフライトが8時30分で、8時20分までに搭乗していないといけないのですが、飛行機を降りたのが7時40分くらいでした。
ターミナルを本気で走りました。27番のゲートには長蛇の行列があって、スキップさせてもらえるのかジリジリしていたのですが、みんな並んでいるのでとりあえず並ぶことにしました。中には8時のチケットを持っている人もいたので、8時30分の私たちは大丈夫なのかも??と淡い期待を持ちながら並びました。

8時過ぎにセキュリティチェックを通過したら、係のおじさんが、君たちはここからでて急ぎなさいと言われ、ショートカットで搭乗ゲートまで走りました。やはり、間に合わないんじゃんと思いながらも、真剣に走りました。
トレラン用のスニーカーを履いて旅に出た理由は実はこれだったのかと思いました。

ちなみに2番ゲートは遠い遠い奥の方ーーーでした。夫が先に走ってくれたので、乗客が乗り込んでいる最後尾に追いつきましたが、私一人なら香港で泊まろうと諦めていたと思います。次からは乗り継ぎ時間は3時間を見ておこうと心に決めました。


これで後は、関空まで乗っておけばいいのねと思っていたら、私たちが乗った飛行機は台湾経由だったのですが、台湾でも飛行機から一度下りなくてはいけませんでした。ということを全く知りませんでした。ただただ、下りて、ぐるっともう一回セキュリティチェックを受けてまた飛行機に乗るという不毛なことをしなくてはいけませんでした。

免税店をウロウロする時間もなかったのですが、とりあえず前を通った免税品店でパイナップルケーキを夫の実家へのお土産として買いました。

台湾の空港。漢字が見えただけでホッとしました。


飛行機で寝ていて食事をとらなかった夫が機内で配られたパイをかじります。わりと元気じゃんと安心。
ちなみに、現地で買ったバルセロナのトレーナーを着ています。