2018年11月 スペイン旅行☆9泊12日⑨ ダリの日
【スペイン旅行 8日目】バルセロナ滞在 3日目
今日はダリの日!!
レンフェのチケットはこんな感じ
BCN−SANTS(バルセロナ・サンツ駅) 9:45 出発
FIGUER.VL(フェゲラス・ヴィラファント駅)10:40 到着
Coche 7(7号車)
Plaza 8D(座席 8D)
列車はシックできれいです。
ALSAのバスもそうでしたが、スペインの乗り物はシックな色味です。
フィゲラスの駅に着いたら、日本人の男性3人グループもダリ芸術劇場に向かうようで、一緒になりました。彼らが話している内容を聞きかじっていると、美大生のような感じで、アートに熱い情熱をもっており、すごいなーーとこちらも楽しい気分になりました。
外観はこれ!この時点で流石ダリ!とため息が出ます。
ダリってこんな絵も描くんだと思った
ジャポニズムブームにはまってる作品もありました
シュールさと宗教色のコラボも独特です
今年はクッキー展も見たけど、どっちもシュールレアリズム♪
帰りは、14:55にフィゲラス・ヴィラファント発
十分時間がありましたのでフェゲラスのカフェでゆっくりしてから帰りました。
事前の下調べでは、半日で行って帰れるという情報だったのですが、電車の時間などを考えると一日仕事でした。
さて、夫の体調が前日から徐々に悪くなり、どうやら風邪のようなのですが、発熱してしまってダウンです。
しかしながら、どうしても行きたいというので夜は一緒にピカソ美術館へ行きました。
ここで出会ったのが、ピカソが描いた「ラス・メニーナス」
数日前にプラド美術館でベラスケスの本家「ラス・メニーナス」を見ていたので、ピカソが描いた「ラス・メニーナス」も当時のピカソの気持ちを想像しながら楽しくみました。
というのも、ピカソの「ラス・メニーナス」が58枚あるのです。
58枚もの「ラス・メニーナス」を見ているとだんだんウケてきて、半分笑いながら鑑賞しました。一生のうちでこんなに「ラス・メニーナス」を見ることも、言うことももうないと思います。
私はこの日から「ラス・メニーナス」にはまってしまって、目を閉じれは今でもピカソの「ラス・メニーナス」が瞼に焼き付いてしまっています。あれは面白かった。
この日も夕方から雨で冷え込んできていたのですが、素敵なバルで食事して帰りました。ガイドブックにも載っていた「IRATI」です。とても感じのいい素敵なバルでした。
そして、ピカソ美術館があるゴシック地区がとても素敵な街でトキメキました。ここら辺に泊まりたかった。
お店の外観もかわいい
ピンチョスもインスタ映え半端ないです
ピンチョス以外にも揚げたてのコロッケとかを持ってきてくれるのでついつい手を出してしまいました。
【衝撃なことが2つ】
この日は、夫も体調不良で、心配だったのですが、それ以外にも心臓が縮むような思いがあと2つもありました。
一つは、フィゲラスからの帰路のRenfeの車内で人が倒れたこと。突然車内で「メディコ!!」と叫び声が聞こえて人が倒れてしまいました。テロでもあったのかとびっくりして車内が一時騒然となりましたが、発作が起こったそうです。後に車掌さんみたいな人に支えられて下車していました。
もう一つがそれから数時間後、ホテルに戻って間もなく、ホテルの真ん前で交通事故が起こりました。すごい音がホテルの室内まで聞こえてテロで爆発が起こったのかと思いましたが、車とバイク2台の事故でした。2人が倒れて動かない状態で多くの救急車、消防車、警察車両で道は満杯。事故を起こしてしまった女性は涙で放心状態。
どちらも数時間内に起こったことで、どちらも私がどうこうできる事でもなく、ただただこちらも心臓がバクバクしっぱなしでした。
ちょっと正気にならないと・・・と思い、きつけ薬として、ホテルの隣のバルでビール1杯飲んで、店員さんに、「事故とか多いんですか?」とお尋ねしたら、涼しい顔で「many times!」と言っていました。私は心臓が持ちませんよ。。
その後、救急車で運ばれていった人たちは動いていたので、大丈夫だと思います。。ていうか、大丈夫であってほしい。。
そういう感じで色んな事がありすぎる一日でした。。
明日は、モンジュイックの丘に行くのです。夫は弱っていますが、バルセロナオリンピックで有森さんが走ったモンジュイックの道を歩きたいと言っていたので、早く復調してもらわないと困ります。